ドラマ『青天を衝け』35話のネタバレと感想!栄一がアメリカからの賓客をもてなす

銀行業に転進し、苦労しながらも自身の道を切り開いていく渋沢栄一(吉沢亮)。

ライバルとして立ちはだかる岩崎弥太郎(中村芝翫 なかむらしかん)などと対立しながらも、庶民の生活を中心として日本の資本主義の基本を開拓していきます。

海外との直接の接点も持つようになっていくのでした。

さっそく振り返って見ましょう!



ドラマ『青天を衝け』35話のネタバレと感想!

日本にアメリカの前大統領ユリシーズ・グラントが大統領として来日することが決定いたします。

国賓レベルの賓客をどうもてなすのか?

それまで、徳川幕府が海外とは接点を持たない方式で長く来ているだけに、戸惑いが発生しても無理はありません。

(ユリシーズ・グラントはアメリカ 南北戦争の北側の将軍であり、アメリカ合衆国第18代大統領だった人物です)

グラントは夫人とともに、世界一周旅行の途上 1879年(明治12年)6月に来日して盛大な歓迎を受けたと言われています。

栄一は、夫人同伴が当たり前だった西洋式の方式でグラント元大統領をもてなそうと、渋沢千代(橋本愛)や、渋沢よし(鳴海瑠子)にも協力を求めます。

その理由としては、日本を海外に一等国として認知させることと、20年前に結ばされた不平等条約を快勝させる目的などがあったのです。

そこへ、大隈重信(大倉孝二)の妻の大隈綾子(朝倉あき)や井上馨(福士誠治)の妻の井上武子(いのうえたけこ 愛希れいか)ら政財界の夫人らも加わり、西洋式のマナーの習得で苦労することになります。

井上武子は、井上馨と欧米周遊に同伴したことがあったのですね。

↓グラント来日の跡はあちこちに残されている。

しかし、グラントは「私は、すでに大統領ではないので、歓迎されてもどうしてあげることもできない」というのでした。

グラントが渋沢家に行きたい意向を示して

何しろ、今日でもサミットの開催などとなると、いきなりぎこちないところが出てしまうような我が国のことです。

いろいろと、思わぬアクシデントが発生するのも無理からぬところと言えるのではないでしょうか?

全く不慣れなことととはいえ、官民合同の歓迎行事の準備は着々と進んで行ったのでした。

ところが、グラント前大統領は「渋沢栄一の家を訪問したい」と言い出したので、一大事となります。

渋沢家では、千代が中心となり、グラントの訪問を歓迎する準備が始まったのでした。

↓渋沢邸はかなり広くて、近代的洋風建築ですね。

飛鳥山に建設準備がなされていた渋沢邸を大急ぎで準備して、もてなすことになったのでした。

北区王子駅にほど近い飛鳥山の渋沢邸は現在、重要文化財となっています。

ドラマ『青天を衝け』35話のネタバレと感想まとめ

グラントは、欧米のアジア人を働かせて収益を得ようとしていること、アジアが独立して成長発展することは大変だ、ということを教えてくれたのでした。

渋沢千代の働きでグラント元大統領のもてなしは大成功のうちに終わりました。

栄一は、千代を大いに見直したのでした。

↓橋本愛のインタビューはこちら!

グラントは2カ月の滞在ののちにアメリカに帰りました。

そして、海運業を一手に握っている三菱系の頭目となる岩崎弥太郎と対決することになっていくのでした。